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Haruna Omake 1

From Scratchpad

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朝の通学路。朝の通学路。

It's the morning commute to school.

秋風が吹き、木々が揺れた。

The trees sway in a gentle autumn breeze.

【陽菜】「ん~…」~…」

Haruna: Hn~

隣を歩く陽菜が、少し身を震わせる。

Haruna's body shudders a little as she walks alongside me.

【孝平】「寒い?」?」

Kouhei: Are you cold?

【陽菜】「ちょっとだけ」

Haruna: Just a little.

【陽菜】「私、寒がりすぎだよね」

Haruna: I'm bad with cold weather.

照れたように少し頬を染めた。

Her cheeks flush a little, as if blushing.

【孝平】「苦手なんだから、しょうがないだろ」

Kouhei: I guess everyone has their weaknesses.

//The original seems totally redundant to me.

【孝平】「でも、冬になったら大変そうだな」

Kouhei: It must be hard during winter though.

【陽菜】「うんと厚着しないと耐えられないかも」

Haruna: I'd probably die if I didn't wear so many layers.

【孝平】「ダルマみたいになったりして」

Kouhei: Yeah, so many that you'd look just like a tumbling doll!

//Don't know how to localize this, the "daruma" is a hollow wooden doll that has a huge "belly" that is round so that it always stands straight and never tumbles over since it is so bottom heavy and top light.

//Daruma also means prostitute, but I doubt thats what he means :P ~trem

【陽菜】「さすがに、そんなには着ないよ」

Haruna: Hey, don't make fun of me!

【孝平】「まあ、とりあえず今日はこれで」

Kouhei: Well, yeah, that's enough for today.

陽菜の手をそっと握ってみる。

I gently squeeze her hand.

柔らかくて、俺より少しだけ冷たい。

It's soft, and only slightly colder than mine.

【陽菜】「ん」

Haruna: Nn~

ぎゅっと握り返された。

She returns the favor.

それだけで、ドキドキしてしまう。

My heart was racing, just by doing that.

【陽菜】「孝平くんの手、あったかいね」

Haruna: Your hands are really warm, Kouhei-kun.

【孝平】「これからの季節はカイロ代わりに使っていぞ」

Kouhei: Just think of it as your personal heater.

【陽菜】「じゃあ、お言葉に甘えようかな」

Haruna: I'll be counting on you then.

嬉しそうに微笑んだ。

She smiles happily.

今日も平和で、幸せな日になりそうだ。

It seems that today will be a another peaceful day of bliss.

【孝平】「ん?」?」

Kouhei: Hm?

【陽菜】「どうしたの?」?」

Haruna: What's wrong?

【孝平】「いや、これ」

Kouhei: Nothing, it's just...

下駄箱を開けると、なんか入っていた。

I find something inserted in shoe rack, as I open it.

【陽菜】「手紙だね」

Haruna: A letter?

封筒はピンク色だし、差出人は女の子っぽい。

The envelope is pink and seems to be from a girl.

果たし状?

A challenger appears?

//Sorry, I couldn't help myself. ~trem

【陽菜】「ラブレター…ー…かな」

Haruna: Is it...a love letter?

【孝平】「開けてみないことには、なんとも言えないな」

Kouhei: We'll never know until we open it.

【陽菜】「そっか。そうだよね」

Haruna: Yeah.

そういや陽菜が、後輩の間で俺が人気だとか話してたっけ。

Oh yeah, when we were younger I was pretty popular. [check??]

陽菜は少し落ち着かない様子で、手紙を見ている。

Haruna is looking at the letter with an unsettled expression.

封筒を、この場で開けるべきか。

I wonder if it's really a good idea to open it with her.

こで鞄にしまえば、陽菜は気になってしまうだろう。

But if I slip it into my bag now, she'll never stop worrying.

【孝平】「よし」

Kouhei: Alright.

シールを剥がして、開封する。

I break the seal of the letter.

【陽菜】「ここで開けるの?」?」

Haruna: You're going to open it now?

【孝平】「ああ」

Kouhei: Yeah...

手紙を開いて読んでみる。

I open the letter and begin reading.

陽菜は律儀にも、手紙を見ないようにそっぽを向いた。

Haruna respects my privacy and turns away.

【孝平】「えーっと、なになに…」…」

Kouhei: Hm... let's see here...

【孝平】「支倉先輩のことを考えると御飯も喉を通りま…」…」

Kouhei: I think of Hasekura-sempai as I swallow my rice...

恋文確定。

Definitely a love letter.

【陽菜】「こ、声に出さなくていからね」

Haruna: You don't need to read it aloud, okay?

【孝平】「ああ」

Kouhei: Yeah...

ラブレターか。

A love letter, huh?

彼女がいるからといって、そのま捨てるわけにはいかないだろう。

She could be around here watching, so I can't just throw it away, can I?

副会長……もとい、瑛里華会長がそうしていたように、ちゃんと本人に断らないと。

If the Vice President, no...If President Erika had done this, she would deliver it in person.

書きつづられたラブレターに目を通していく。

I continue reading the "love letter".

アイドルに送るファンレターみたいな内容だ。

The contents seem more like the kind of fan mail people send to idols.

実際の俺を、30倍くらいかっこよく美化してるんじゃなかろうか。

It makes me seem 30 times cooler than I actually am.

「先輩のことで頭がいっぱいです。先輩のせいで夜も眠れなくて」

"I can think of nothing other than sempai...I can't even sleep at night thinking about you."

「いけないコトをしてしまい…」…」

"I've even done sinful things..."

【孝平】「いけないコト?」?」

Kouhei: Sinful things?

【陽菜】「え?」?」

Haruna: Eh?

【孝平】「いや……すまん。気にしないでくれ」

Kouhei: No...sorry, don't worry about it.

【陽菜】「う、うん」

Haruna: S-sure.

思わず口に出してしまった。

I spoke without thinking there.

いけないコトって……どんなことなんだろう。

I wonder what "sinful things" she could possibly mean?

いや、ダメだ。

No, stop there.

無駄にいやらしい想像とかするなよ、と自分に言い聞かせる。

I tell myself to get my mind out of the gutter.

きっと、夜中に藁人形に五寸釘を打ちつけちゃう、とかに違いない。

It must be something like impaling voodoo dolls with needles at night.

続きを読む。

I continue to read.

「こんなエッチな女の子のことは嫌いですか」

"Do you like that kind of perverted girl?"

【孝平】「ごふっ!?」!?」

Kouhei: Guh!

【陽菜】「ど、どうしたの?」?」

Haruna: W-What's wrong?

【孝平】「いや、その、気にするな」

Kouhei: Nothing, uh, don't mind me.

【陽菜】「顔、真っ赤だよ?」?」

Haruna: Your face... it's completely red!

【孝平】「だ、大丈夫だ…」…」

Kouhei: I...I'm fine.

動揺しすぎた。

At this point, I'm more than a little tense.

とりあえず、心を落ち着けるために、目を閉じて深呼吸する。

For now, I close my eyes while taking deep breaths to calm down.

すー、ー、はー。ー。

Inhale. Exhale.

すぅー、ー、はぁー。ー。

Inhale. Exhale.

【陽菜】「孝平くん」

Haruna: Kouhei-kun?

【孝平】「ん?」?」

Kouhei: Hm?

【陽菜】「手紙、落ちたよ」

Haruna: You dropped the letter.

はい、と手渡される。

Then she hands to me.

【孝平】「あ、ありがと」

Kouhei: T-thanks.

【陽菜】「ううん…」…」

Haruna: Sure.

【陽菜】「ごめんね、ちょっとだけ見えちゃった」

Haruna: Sorry, I read a little bit of it...

【陽菜】「孝平くんは、その…」…」

Haruna: Kouhei-kun, do you...

【陽菜】「エッチな女の子が、好きなの?」?」

Haruna: ...like perverted girls?

少し不安そうな声。

Her voice is a little anxious.

じっと、澄んだ目で見つめている。

She fixes me with a clear gaze.

もしかして、俺がこの手紙の子に興味があるとでも思ったのだろうか。

Don't tell me that she actually thinks I'm interested in this girl!

【孝平】「安心しろよ。俺は…」…」

Kouhei: Don't worry, I...

陽菜に夢中なんだから、と言いかける。

なんだこの歯が成層圏まで浮きそうな台詞は。

【孝平】「陽菜にまっしぐらなんだから」

【陽菜】「ふふ、なんだか猫みたい」

【孝平】「俺が猫で、陽菜がまたびみたいなもんだ」

【孝平】「陽菜が、俺にだけエッチなとこ見せてくれるのは、歓迎だけどな」

陽菜にだけ聞こえるように、耳元で囁いた。

【陽菜】「も、もう…」…」

俺の言葉に、耳まで真っ赤になってしまう。

【孝平】「手紙を読んだのだって、ちゃんと断るためだからさ」

【陽菜】「う、うん。わかってる……ありがと」


【孝平】「でもさ、陽菜と付き合ってるのに、こういう手紙出されても困るよな」

【陽菜】「もしかしたら、知らないのかもね」

【孝平】「そっか」

【陽菜】「でも、やっぱりフクザツ」

【孝平】「何が?」?」

【陽菜】「孝平くんが人気があるってことは嬉しいけど」

【陽菜】「ちょっと、ね」

ちょっと、何なのだろうか。

陽菜はその先は言おうとせずに、壁に視線を逸らした。

【陽菜】「あ」

【孝平】「ん?」?」

陽菜の視線の先を追う。

時計があった。

【陽菜】「孝平くん、急がないと遅刻しちゃうよ」

【孝平】「うおっ、ほんとだ」

気づくと周りに生徒はほとんどいない。

急いで教室まで走った。

がちゃり

生徒会の仕事を終え、やっと部屋に戻ってきた。

今日は、いつもより精神的に疲れている。

とりあえず、鞄を机の脇に置く。

それから、ベランダに向かった。

がらがらがら

【孝平】「ふぅ…」…」

手すりに両手を載せて、ぼーっと景色を眺める。

外はもう真っ暗だ。

冷たい風が、心地良い。

別に生徒会の仕事で疲れたわけじゃない。

放課後、手紙の差出人に会ったのが原因だと思う。

大人しそうな後輩の女の子。

結局彼女は、俺と陽菜が付き合っていることを知らなかった。

そのことを告げると、驚き、それから手紙を出して申し訳なかったと謝った。

こちらこそ、なんだか申し訳ない気分になってしまった。

どうしようもないことだけど、いきなり会った他人を傷つけるのは心が痛む。

瑛里華会長なんか、もっと手紙で告白されたりしてるわけで。

毎回断るのも、きっと大変だろうな。

こんこん

ん、なんか部屋から音がしたような。

がちゃり

誰か来たのか?

【?】「孝平……くん?」?」

陽菜かな?

カーテンの裏から部屋を覗く。

【陽菜】「あれ、いないの?」?」

きょろきょろと部屋を見渡している。

俺がベランダにいるのに、気づいていないようだ。

【陽菜】「もう。玄関もベランダも開けっ放しで…」…」

【陽菜】「お風呂かな?」?」

一人で小首をかしげている。

俺の中でいたずら心が芽生えた。

せっかく気づいていないのだから、不意に現れてびっくりさせよう。

カーテンの裏で、出るタイミングを見計らう。

【陽菜】「あ、そうだ」

何かを思いついたのか、両手を胸の前でぽん、と合わせた。

【陽菜】「せっかくだから、びっくりさせちゃおうかな…」…」

どきりとした。

俺と同じこと考えてるのか。

陽菜にしては珍しい、いたずらっぽい表情を浮かべている。

陽菜は自分の鞄を開けて、布を取り出した。

あれは、美化委員会の制服?

今日は委員会があったのかな。

それを持って、こっちに歩いて来る。

ぬ。

陽菜が見えない位置に移動した。

床に、何かが置かれるのだけが見える。

ブレザーだ。

続いて、スカート。

って、何やってんだ!?!?

まさか委員会の服に着替える気なのか?

やばい、普通に覗きみたいになってきた。

こ、こで出ていくとおいしいのか?

いや、ダメだろ。落ち着け俺。

今出たら、それこそ下着姿の陽菜とご対面だ。

ぐう…。…。

【陽菜】「ん」

俺が混乱している間に陽菜は着替え終わったようだ。

スカートの裾を軽く払ってから、床に座る。

脱いだ制服を丁寧に畳み始めた。

それが終わると、その場に立ち上がった。

口元に手を当て、少し迷うような仕草をする。

【陽菜】「……よしっ」

意を決したようにうなずく。

【陽菜】「お、おかえりなさい。孝平くん」

いきなり誰もいない虚空に向かって一礼した。

リハーサルか?

【陽菜】「ちょっと違うかな」

小首をかしげて、考え込む。

それから、姿勢を正して壁にあるカレンダーを見つめた。

【陽菜】「おかえりなさいませ、ご主人様」

【孝平】「!」!」

あ、あぶねえ。

あまりの衝撃に、声が出そうになったじゃないか。

【陽菜】「ぅ…」…」

陽菜が一人で真っ赤になっている。

【陽菜】「何やってるんだろ、私…」…」

こっちが聞きたい。

【陽菜】「やっぱり、やめておこうかな…」…」

小さく呟く。

やめちゃうのか。

まあ、こっそり堪能してしまったわけだから、いけど。

陽菜が制服を取るためにこちらを向いた。

【陽菜】「…」…」

あれ。

じっと、俺の方を見ているような。

やばい、バレたのか?

…。…。

【陽菜】「で、でも、せっかく着替えたんだし…」…」

なぜか頬を赤らめて、自分の心音を確かめるように胸に手を当てた。

それから何かを決意するように、小さくうなずく。

【陽菜】「頑張ろう……かな」

なんだ、迷ってただけか。

陽菜は、長いスカートを手で整えながら俺の椅子に腰を下ろした。

【陽菜】「はぁ…」…」

緊張したような吐息を吐く。

そのま、姿勢正しく椅子に座っている。

いつまでも、覗いているわけにはいかないよな。

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